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仕事とか科学とか

労働問題や面白い科学の話題について書き綴ります

「本当に生産的な3時間」で世の中が成り立つなら、それに越したことはない

社会・労働問題 世の中

政府主導で「働き方改革」が叫ばれるようになり、36協定の見直しが検討されています。果たして我々は、どれくらいの時間働くのが理想なのでしょうか?

 

www.lifehacker.jp

 

1日8時間労働には歴史があった

上記の記事によると、産業革命以降の工場での勤務時間は1日10~16時間が普通だったそうです。しかしそのような働き方では長く続かないことが明らかになり、社会改革下のロバート・オウエン*1らによって以下のスローガンがかかげられたとのことです。

 

  • 8時間の労働
  • 8時間の余暇
  • 8時間の休息

 

どうも、日本の労働基準法の「1日8時間労働」はこれを元にしていそうです。しかし、この「8時間の労働」には科学的な根拠はなく、「人間の1日をバランスよく3分割すればこうなる」と言う程度のものなのでしょう。ただ当時の長時間労働を考慮すれば、かなり画期的な考え方ではあったのだと思います。

 

生産的なのは1日3時間?

またこの記事によれば、労働者の生産的な時間の平均は約3時間という研究結果もあるとされています。残念ながら、この研究結果の出典がなかったので、おいおい自分でも調べてみようと思います。

 

1日8時間のうち、労働者が生産的な時間の平均はたった2時間53分だという研究もあります。

原文まま

 

ちなみに厚生労働省の調査結果では、脳・心臓病疾患を発症させるリスクを増加させる長時間労働は「1日10~11時間労働」と言われています*2

ただしこれはあくまで「病気になるリスクを高める時間」ですので、これよりももっと少ない労働時間が理想的なのは確かです。

また冒頭で引用した記事では、アメリカ労働統計局の研究によると労働者の労働時間は1日平均8.8時間だが、その「ほとんどの時間は働いていない」とのことです。では、彼らはいったい何をやっているか?と言うと、次の通り。

 

  1. ニュースサイトを読む:1時間5分
  2. SNSをチェックする:44分
  3. 同僚と仕事と関係ない話をする:40分
  4. 転職先を探す:26分
  5. タバコ休憩:23分
  6. 恋人や友だちと電話をする:18分
  7. コーヒーやお茶をいれる:17分
  8. 携帯でメールをする:14分
  9. おやつを食べる:8分
  10. 社内で食事をする:7分

原文まま

 

上記の時間を合計すると4時間22分ですので、約4時間しか働いていないことになります。

これって逆に言えば、4時間しか働いていなくても会社の経営が成り立っていると言えますよね?もちろん、ある会社の社員全員が本当に4時間しか働いていないのであればですが、これって案外、ある意味「不都合な真実」かも知れません。

 

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みんな本当は何時間「仕事」しているのか?

これ、実は大きな問題だと思っています。私の職場の状況を見た経験的な感覚からしても、みんな定時の中でフルマックスで生産的な仕事をしているかと言うと、かなりアヤシイと感じています。

工場のような製造業ですと、製品の流れや出来上がりの数量で、実際にどの程度仕事したかは分かります。一方、ホワイトカラーの場合は管理者が意識的に部下の仕事内容をチェックしない限り、成果は見えにくい状況になっています。

仮に本当に1日4時間程度しか仕事をしていなくても会社が成り立っているのだとすれば、「1日4時間労働」も夢ではないのかも知れません。警備員のように時間で規定される労働はそのようにはいきませんが、所定の成果をあげれば良いような職種の場合は、生産性を考慮した労働時間を設定するのも良い方法ではないかと思います。

 

まとめ

日本の法律では、1日8時間労働が限度と定められていますが、真に生産的な時間を考慮すると、さらに短くなる可能性がありそうです。

また労働の形態は多種多様なので一概には言えませんが、我々は「1日8時間労働」に縛られ過ぎているのかも知れません。所定の成果をあげれば良いような職種の場合は、会社の経営が成り立つ「成果の総量」から逆算して、労働時間を設定するのも1つの方法だと考えられます。

あくまで私個人の感覚的なものですが、1日3~4時間労働でも、実は世の中正常にまわるのではないか?と感じています。

 

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