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仕事とか科学とか

労働問題や面白い科学の話題について書き綴ります

人類は8月8日で今年分の地球資源を使い果たしてしまった~逆算で考えることの重要性~

科学 世の中 社会・労働問題

非常に興味深い記事を読みました

www.huffingtonpost.jp

 

アース・オーバーシュート・デーとは?

地球が1年間で再生できる水や食料、清浄な空気などを算出し、その資源がどの程度費やされているか?が試算されているようです。

これは国際環境NPO(非営利団体)グローバル・フットプリント・ネットワークhttp://www.footprintnetwork.org/en/index.php/GFN/)の報告書によって明らかにされているようです。

そして「地球が1年間で再生できる資源」を使い果たしてしまった日を「アース・オーバーシュート・デー」と呼び、毎年記録されているそうです。今年はこれまでで最も早く、昨年より5日早まったとのこと。1981年には12月14日でプラマイゼロに近かったのが、35年で約4か月も縮まったことになります。

例えば二酸化炭素は、森林や海洋がゆっくりと吸収していきますが、その量を上回って放出すれば、地球上の二酸化炭素は増加します。

また木を植えて50年で回復するとすれば、植林面積を50で割った値が「1年で伐採可能な森林面積」と考えることができますよね。

今年は1年の約2/3(正確には220/365)で資源を使い切ってしまったことを考えると、現在の人類には地球1.6個分が必要と言うことになります。ただし世界中の国々が一様に資源を使っている訳ではありませんよね。そこで国別の「必要な地球の数」を示したのが下のグラフになります。

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(※GFN公式サイトのグラフをもとにジオジオが作成)

アメリカが多いのは納得できますが、意外にも韓国やスイスは日本より多いのですね。日本は国土面積に対する森林の比率が高いので、二酸化炭素の吸収分が効いているのでしょうか?

ちなみにインドが少なくて理想的なように感じますが、それはインドが自給自足をしていればの話です。工業製品をアメリカや日本から輸入しているのであれば意味はありません。

やはり世界全体で考える必要があり、今後は「宇宙に資源を求める」一方で「地球資源を枯渇させない生活」を模索する必要があります。宇宙の資源を活用するにしても、その開発と運搬には多大なコストを要するので、やはり「人類の生活を改める」のが最も近道だと思います。

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「逆算」の考え方を仕事にも当てはめよう

あらゆる地球の資源を「逆算」で考えることは非常に分かりやすく、具体的に危機感が生まれてきますよね。

このように「逆算」で物事を考えるのは、あらゆる事象に対しても有効と考えられ、「仕事」に対しても非常に有効なのではないかと思います。

会社が目標利益を得るために必要な労働力を導き、「人数×日数(時間)」で考え、従業員数で割った場合に所定の労働日数を上回る ようであれば、増員が必要と言うことになります。

大きなスケールで考えれば企業の中期経営計画に応用できますし、身近なところでは、部署の労務管理にも適用できます。

以前も書きましたが、やはり「全体像を把握して逆算で物事を考える」ことは、脳内でイメージしやすいので非常に有効だと考えられます。

 

まとめ

地球資源が有限であることは皆分かっていても、いまいちピンと来ないのが実情です。しかし「地球1年分の資源を8月で使い切った」と言われれば、かなりの危機感が生まれます。

労働問題もまた、同様ではないかと思います。地球資源が有限であるように、労働資源も有限です。 従業員数が固定されているのであれば、年間の法定労働時間の総時間を導けます。サービス残業が常態化している企業に対し「半年で1年分の労働力を使い果たしましたよ」と示すことは、非常に有効な手段になるかも知れません。

 

 

 

 

よろしければ、こちらもお読みください

geogeokun.hatenablog.com

 

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