仕事とか科学とか
はじめまして。
科学技術を生業にして生活している者です。
最近は、「多様な働き方」などと言われ始め、
以前に比べると、労働問題がニュースになることが多くなってきていると感じます。
思えば、「ブラック企業」なる言葉も、すっかり定着しました。
私も、かれこれ十数年社会人をやってますが
業界全体がブラックな中で、色々と疑問に思いながら仕事してきました。
でも様々な観点で考えても、「ブラックな労働」は何の利益ももたらしません。
え?経営者は得してるだろ?イエイエ
短期的な視点では得かも知れませんが、長期的にはアウトです。
最近めっきり落ち目の「ワ〇ミ」が良い例でしょう。
それと、「科学技術立国 日本」などとも言われる中で思うこともあります。
確かに日本の科学技術は世界のトップレベルでしょう。
毎年ノーベル賞も受賞していますし。
しかし国民全体で見たら、どれだけ「科学」が普及しているか?
と言われたら、どうでしょう?
例えば、STAP細胞の例は良い例かと思います。
あれは科学的に非常に画期的な論文でしたが
(後にねつ造問題が発覚して取り下げられますが・・・)
その科学的意義よりも
発見者の女性のキャラクターだけが注目され、
「リケジョ」と言う言葉まで作り出して「もてはやす」状態が先行しました。
そういったマスコミの取り上げ方や一般市民の受け取り方を見ても
まだまだ、日本全体が「科学技術立国」ではないなぁ~と感じた次第です。
科学は確かに難しいかもしれませんが
沢山の面白いことがありますし、
一人でも多くの方々に興味を持って貰えればなぁ・・・などとも思います。
そういう訳で、このブログは
「労働問題」と「科学」の両輪を主な話題にして進めて行きたいと思っております。
なるべく記事をアップしていきたいと思いますので
読んで頂ければ幸いです。