残業問題を考える:こんな上司に要注意part2 ~時間観念の無い上司~
先日は残業問題を考える上で「上司の行動、考え方に問題がある」場合の例として
「長時間労働を評価する上司」の話をさせて頂きました。
今回は第二弾として
「時間観念の無い上司」について書いていきます。
時間にルーズな日本人
私はもともと、日本人ほど時間にルーズな国民はいないのでは?と思っていました。
イヤイヤ、そんな事はないでしょう?と言う人は、例えば
・待ち合わせに遅れない
・遅刻に対して厳しい
・電車は時間通りに来る
等々をあげると思います。
でもこれは、あくまで「始まりの時間」に過ぎません。
会社に入ってからと言うのも、非常に疑問に思ったのが
遅刻には厳しいわりに、終わりの時間を気にしない
というもの。もちろん、遅刻は良くないですがね。
でも、物事には始まりと終わりがあるのであって、
始まりの時間が決まってるのなら、終わりの時間だって決まっている。
学校の授業だって、始まりと終わりでチャイムが鳴る。
だけども、うちの会社は17時で終業のはずなのに、帰れない。
イヤ、「仕事が多いから帰れない」と言われれば、まだしょうがないとは思うけど
そんな言葉もなく、さも当然のように、定時以降も仕事の指示が続くのだ。
「ゴメン、定時過ぎたけど忙しいから、これ、お願いね」とは言われない。
もう、エンドレス。
これって、おかしくね?と思った新人時代でした。
そして最近、こんな記事を読み、「やっぱり、そうだよね!」と共感しました。
今週の愚かな出来事
以上の様に、私が今所属している会社は
「終わりの時間を気にしない」がデフォルトだ。
だからある意味、「時間観念の無い上司」はほぼ全員が当てはまるかも知れない。
そんな中で、今の職場の2人の先輩管理職は、
もう見事なまでに時間観念(定時意識)が皆無なヤツらだ。
まぁ、先輩に対して「ヤツら」なんて無礼かも知れないですが
これっぽっちも尊敬できないですからねぇ・・・
そして、本題の「今週の愚かな出来事」・・・。
以前も話しましたが、私が所属する部署は仕事が少なく、赤字必至です。
ですので、私も何とか仕事を得ようと、企画書的なものをつくっていました。
こう言うものは、色々調べたり検討したりを繰り返します。
部内で検討することも踏まえ、早めにカタチにしたかったので
その日は、それなりに遅くまで仕事しようと思いました。
(※管理職なので残業代は貰えませんが)
なので、定時過ぎに、腹ごなしのために近所のコンビニへ、散歩がてら出かけた。
気分転換もしたかったし、ちょっと時間をかけ気味で買い物し、
18時くらいに帰社すると・・・
管理職Bと平社員数人が、何やら会議机を囲んで集まっている・・・
どうも、「人事評価」の関係で話し合っている模様。
うちの会社も御多分に漏れず、「成果主義」的なものをやっている。
そのために本社に提出する「人事評価」について話し合っている模様。
まぁ、まだ私は下っ端管理職で、それに関しては一切の権限もないので黙ってましたが
正直、ハラワタの中が煮えくり返る思いでした!
だって、この部署は仕事が少なくて赤字なんだぜ!
確かに人事評価も大切だろうけど、それが直接利益を生み出すようなものではない。
そう考えたら、とても「時間外」にすべきことではない。
仕事が多くて忙しいならまだしも、今は「無い」のです。
話し合いが終わったのは19時過ぎだろうか?あの管理職Bはサッサと帰った。
そして、時間は過ぎて21時。まだ平社員たちは残っている。
「話し合い」結果について書類を作らなければならなかったのだ。
が、もう終りが近くて帰ろうとしてるらしく、彼らの中で
平社員A「今日って、残業つけていいんですかね?」
平社員B「そりゃ、当然でしょ。」
平社員A「ですよね~。じゃ、つけますかー」
という会話。
まぁ、労働者としては、それで正解なので私は黙っていた。
けれども、赤字部署において、単なる社内制度関係の事案に関して
割増賃金を発生させることに何の問題意識も持たないような管理職は、ハッキリ言って、クビだ!(※私が社長なら、ですが)
正直、この上司に関する対処法は、今の未熟な私には思いつかない。
彼の仕事を取り上げて、部署から追い出すにはどうする?
を考える、非常に憂鬱な日々が続いています。
ブラックな思想はダメだ!とは思ってるんですがねぇ・・・
↓代わりに黒いサムライさんにお願いしようか・・・(笑)