私の職場の暗黒時代①:管理職がイマイチなのに仕事が多いと組織は崩壊の危機に瀕します
私が勤務している会社は、業界全体がブラック体質なだけに、当然のように厳しい勤務条件で働かされました。夜中までの残業当たり前、休日出勤当たり前・・・。
それと私が新入社員だった頃は、会社全体が行き当たりばったりな雰囲気だったので、当然、先輩社員たちは「行き当たりばったりキャラ」がデフォルトでした。
仕事量が多い割に人を増やさずに忙しいとか、段取りがヘタすぎて失敗してやり直したりとか、とにかく会社全体がカオスなのです。入社してからこれまで、会社に何の不満も無く過ごしたことなど1度もないのですが、その中でも特に酷い状態があり、その時を私なりに暗黒時代と呼んでいます。
今もある意味暗黒時代ですが、その1つ前の暗黒時代について語っていきたいと思います。
とにかく仕事の多い一年間
その時は、ジワジワとやってきました。あの年はもともと現在より仕事量は多かったのですが、新規の案件が連続でポンポン入ってきたのです。
ここでの詳述は避けますが、背景にある様々な条件を考慮すると、どう考えてもさらに仕事が増えると予想できました。既に他部署(人手不足)の案件を私が担当することになっていましたし、それも考慮すると人手が足りなくなるのは必至でした。
この時の部署の人員構成は中堅~ベテラン社員のみであり、若手が1人もいないと言うバランスの悪い組織でした。アルバイトすら1人もいない。
それなのに部署内では人員補充についての話はさっぱり出ませんでしたので、当時の部長に私から進言しました。「アルバイトを雇いませんか?」と。
この当時の部長は、この会社の管理職の御多分に漏れず、マネジメント能力に疑問のある人でしたが、部下の意見をキチンと聞いてくれる人ではありました。私の意見に賛成してくれ、アルバイトの補充を即決してくれました。ラッキー♪
しかし、もう1人の管理職である当時の課長はアルバイトを雇う必要性を感じないらしく「今後、人手が足りなくなる」と言う私の意見に対し「え?そうなの?」という反応・・・。この時点で、何だか悪い予感がしてきた当時の私でした・・・。
色々な予感的中!何やらカオスな状態に・・・
私の予想通り、その後も順調(?)に仕事が増え、またさらに、他部署の案件まで私が担当することに!もう、全社的にバブルになってるんですよ^^;
予感的中!と言いますか、私の予想なんて普通に考えられる脳みそを持っていれば当たり前のことです。「え?そうなの?」と言った課長の方が、むしろ先見の明の無い問題管理職なのです。
そして、もう1つの予感・・・。「え?そうなの?」と言った課長に対して感じた悪い予感・・・。
そう、よくよく考えてみると、彼は「自分の案件の雑用をやってくれる駒がいれば、それで満足なヤツ」なのですよね。あの当時は、彼の案件の雑用を頼まれていたのは、私などの中堅社員でした。でも中堅社員だって案件を抱えています!
加えて若手がいない部署でしたので、自分の案件の雑用は自分でこなしていました。
つまり、課長にとっては、仕事が増えようが自分の駒(中堅社員)がいるので関係ない。仕事が増えれば当然、中堅社員の案件数も増えますが、それで雑用が増えたって、「私たち中堅社員の仕事が増えるだけ」なので、彼本人には関係ないと言う図式です。
部署全体の稼働状況を考えれば、人手が足りなくなるのは容易に想像できますが、そもそも彼には、そんな思考回路が皆無なんですね。
自分の案件さえ仕上げられれば、それでよい。
それによって部下にしわ寄せが行こうが関係ない(しわ寄せが行くという発想自体がない)。
常識外れにマネジメント能力のへったくれもない、クソッタレ野郎です。
こんな奴が管理職にいると、組織に混乱をもたらすばかりでなく、まっとうに仕事している社員を退職に追い込みかねません。(※事実、私はこの暗黒時代がもう1年続くなら、本当に会社を辞めようと考えていました。この1年がきっかけで、すぐには辞めないまでも、将来独立しようと、今本気で考えています)
彼のこの特性を熟知していれば、容易に想像できていたことなのです。しかし当時の私には予想できなかった・・・。まだまだ未熟でした。予想できれば少しは防げたかも知れないのに・・・。
課長の暴走!そして、カオスはさらに!!!
上で書いたような「課長の特性」を熟慮していれば予想できた問題が実際に起きてしまいました。
部長が私の進言を採用して下さり、無事に採用したアルバイト数名。
見事、課長に奴隷化されました・・・・orz
凄いですよね。
「人手が不足する」という私の予想に対して「え?そうなの?」と言った課長が、真っ先にアルバイトさん達を「使い倒し」はじめました。凄いです。
定時過ぎに突然バイトさんを自分の席に呼びつけ、何やら偉そうな口調で指示を出す。そして「これが終わるまでは、今日は帰れないからね!!」と、高圧的な口調・・・。
なんだこいつ?イキナリ豹変しやがった^^;
強い人間には弱い。しかし弱い人間には強い。
こういう人間って、本当にいたのですね。
そして、それを狙ったかは分かりませんが、バイトさんはその課長に「突然、どんな仕事を言いつけられるか分からなくてコワイ」と言う意識が植えつけられ、そのため、「その他の社員(私を含む)」には忙しいアピールをして「仕事頼み辛いオーラ」を出すようになったのです!
(※イヤ、実際に忙しそうだったし、課長に威圧されながらコキ使われる状態を見たら、仕事を頼めなくなります)
せっかく雇ったバイトさん、意味なし!
つづきます・・・。
やはり、一回では書ききれませんでした・・・。
ただでさえ仕事量が急増したわが部署にあって、マネジメント能力希薄&マネジメント云々の前に、人としてどうなのか?と思うくらいにモンスター化した課長・・・
この部署、そして私はどうなっちゃうのか?
次回に続きます。
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